My Birthday
今日は、自身の誕生日である。38歳になる自分に対して、「Happy
Birthday!」などと言うのも変であるが、それ以前に、あまりHappyな状態ではないのである。
実は、9月半ばから、病気休暇で会社を休んでいるのだ。
病気と言っても、軽い精神疾患なので、入院したり、寝込んだりしているわけではない。毎日がお気楽な休日なのである。病気は、うつ病の一種で、持続性ナントカ障害というらしい(詳しくは忘れた)が、簡単に言うと「会社に行きたくない病」なのである。
病気休暇を取るのは今回で2度目になるが(前回は昨年の4月から6月にかけての2ヶ月間)、正直なところ、本当に病気のせいで会社に行きたくないのか、単に怠けているだけなのか、サッパリわからない。むしろ、時間が経過するに従って、ますますわからなくなってきている感じだ。
が、12〜3年勤めて初めての壁なので、何らかの因果関係があるのだろう。
せっかくの機会なので、今回大きく崩れるに至った原因を、自分なりに分析してみた結果を記しておこう。
◆Profile
大学を卒業して、某巨大グループ企業の、どちらかというと中規模な、子会社的な位置付けの会社に入社し、現在に至っている。会社の業種はソフトウェア。ネットワークのインフラ関係や、SIがメインの会社である。メンタルヘルス的に、最もよろしくない業界だ。
そんな会社の中で、グループ内の研究所向けに、某技術領域の試作シミュレータのソフトウェア開発や、研究支援のSE業務を担当している。担当している某技術領域は、大学の卒業研究で扱った分野で、入社以来、一貫してその技術に携わっている。
おかげさまで、当該技術領域に関しては、研究者と議論できるレベルの知識も備わっている。
で、自分と、先輩2名、後輩1名の、計4名のチームリーダを任されていた。いわゆる主任という役職である。
◆チームリーダ失格
自分がリーダを務めるチームは、チームとは名ばかりで、技術的に似通ってはいるが、やっていることはバラバラ。連携や情報交換などもほとんどなく、組織としてのシナジー効果は皆無である。
チームリーダとしては、まずその点を改善すべく、イロイロ取り組んだが、まったく成果なし。どちらかというと、部下がついてきてくれない。動機付けができていない。おまけに、会社に対して貢献できていない現状で、この先存続できるか否かの危機感すら植え付けられない始末である。
以前、部長には「人間の気持ちはそうそう変わるものでない」と言われたこともあるし、誰に「失格」の烙印を押されたわけでもないが、自分の行動や働きかけにも、省みなければならない問題があったはずだ。
◆後輩の異動→病休
昨年度まで後輩が担当していた業務は、小改良&維持管理フェーズになっていて、確かに採算が取れていないものであったため、部長命令で業務移管。後輩にとっては不本意なものだったため、板挟み状態に。しかし、部長の指示の方が納得できてしまったので、後輩のグチを聞いてやることしかできなかった。
で、今年度は心機一転、大型案件の検討業務を担当することに。自分も後輩のフォローを別のメイン業務と兼務で対応したが、程なく暗礁に乗り上げ、対応メンバは解散。後輩は、まったく土地勘のない部へ異動となってしまった。が、あまりに不本意な異動話であったため、メンタル面でダウンしてしまった。
◆自身のメイン業務で成果出せず
自身のメイン業務は、外注要員1名とともに、お客さま先で研究開発の支援。これまでの経験をフルに活かせる業務であった。
が、ややニッチな技術領域であるため、外注要員はノウハウがゼロ。育成しながら対応する計画であった。
ところが、ソフトウェアの品質を高める意識が薄く、また、作業を進める上で、壁にぶつかったときに相談や質問をするタイミングが遅い。というか、こちらから尋ねてみないと状況を報告してくれない。
自分にとってみればすぐに済んでしまう作業であっても、必要以上に時間はかかる、おまけに正確にできていないので、自分のスキルを買っていただいているお客さんにも、多大な迷惑をかけてしまった。
そこで、外注要員に任せていた作業の大部分を巻き取り、作業のスピード、正確さをアップさせた。ところが、そうなると外注要員が手すき状態になるので、作業分担を考えねばならない。しかし、ヘタに作業を振ると、スピード、正確さに影響が出るので、非常に悩ましかった。
◆会社への貢献
会社である以上、売り上げなり、利益の目標があることに異論はない。が、それらの目標が単純にブレイクダウンされると、現状の試作や研究支援業務だけでは目標達成には程遠い。当該技術に精通していないと時間ばかりかかってしまうし、発注側も予算が限られていたりする。しかし、我々が扱う技術領域に関するノウハウは重要であると、課長や上司も認識している。
ところが、どういう形で会社へ貢献すればよいか、今は目標を達成できないが、将来的に大きな利益を生み出すものだ、といったあたりの説得力のある説明が、知恵として出てこないのだ。
お客さんからは、数年先を見込んで継続的に協力してほしいと言われていたので、課長や上司の知恵も借りてみようと思い、説明資料を作って相談してみた。が、案の定、「何年後にいくらくらいの利益を生み出せるのかのストーリーがないと、部長や事業部長の理解を得るのは難しい」と返された。
ゃ、確かにそのとおりで、資料もその部分が不足しているのは承知していたが、まさにそこについての知恵を借りたいのだ。何のサジェスチョンも得られなかったので、もはやその部分を突っ込んで相談するパワーを失ってしまっていた。
で、時期同じくして、新たに着任した事業部長との面談があったので、売り上げ・利益目標の達成と、試作・研究支援業務の両立で困っていると、意見(相談)してみた。が、「部長や課長とよく相談してくれ」と返された。何のサジェスチョンも得ることができなかった。
さらに、グループ会社全体としてみても、技術的に遅れていて事業化できていない点を、大手家電メーカーの名前を具体的に挙げて指摘すると、「だったら、何故そこと組まないんだ?」と。
だって、あっちはあっちで研究部門を持ってるし、それを支援する開発会社もあるから製品化できているわけで、我が社が入り込む余地はない。こっちのグループの研究所の手前もあるでしょ、と、反論したかったが、あまりに予想外の回答だったので、閉口してしまった。
◆もしかして、独りぼっち?
我がチームが有する某技術領域を、会社の中で大きくして、事業として成り立たせたい、というキャリアビジョンを描き、それに向けて行動してきたつもりだ。が、もしかすると、独りだけで空回りしていたのかもしれない。と、休みに入ってゆっくり考えてみて気付いた。
さらに、お客さんとの契約が9月末までだったので、各種まとめ作業などがあったが、それを放りっぱなしで休みに入ってしまった。無責任きわまりない。
そんな訳で、今はもう、その某技術領域に何のこだわりもなくなってしまった。と言って、他にやりたいことがあるわけでもない。今までの業務を担当しようが、別の開発業務を担当しようが、どうでも良くなってしまった。大勢を束ねてやる開発業務の経験がないので、むしろ事務系の部門でも構わない。なんだかマッサラな気持ちになってしまった。
そして、今日病院へ行ってきた。もう後ろ向きではないのだが、前を向いているわけでもない。もう1ヶ月間休みをもらって、少しだけでも前を向けるようになってから復帰しようと思っている。
投稿日: 水 - 11月 8, 2006 時刻: 04:21 午後