きょうは、わが家の高2男子と小5男子が終業式です。中3女子はすでに卒業式を済ませていますが、これで3人とも成績表が出揃いました。実は、わが家の子どもたちのお小遣いは、この成績表に基づいて決まる仕組みなんです。
基本的なコンセプトは以下のとおりで、至ってシンプルです。
- 成績が上がったら小遣いアップ
- 成績が下がったら小遣いダウン
具体的な取り決めは、以下のとおりとなっています。成績評価は前期と後期の2回なので、昇給年2回ということになります。
成績評価結果 | 小遣いアップ額 | |
小学校 | ◎ | 10円 |
○ | 5円 | |
△ | -5円 | |
中学校 | 5 | 100円 |
1段階アップごと | 100円 | |
1段階ダウンごと | -100円 | |
高校 | 5 | 100円 |
1段階アップごと | 100円 | |
1段階ダウンごと | -100円 |
小学校は3段階評価です。○が普通ですが、小学校の間は基本的に小遣いをアップさせてあげる方針で、5円アップとしています。頑張って◎を取ると、アップ額は10円となります。逆に、△をとってしまうと-5円となります。
小学校は各教科の評価項目が細分化されていて項目数が多いので、アップ(ダウン)の幅が小さくなっています。
中学校と高校は基本的に同じで、1段階アップで100円、1段階ダウンで-100円となります。評価のアップダウンなしの場合は小遣いのアップダウンもありません。小学校時代と違って、小遣いアップに必要なハードルを上げています。
また、5を取り続けるとアップダウンがありませんが、これにインセンティブを与えるため、5を取った場合は文句なしで100円アップとしています。オール5とか取られたら大変なことになりますが、世の中そんなに甘くありません。
そのほかに、以下のような特典も設けています。
小遣いアップ額 | |
皆勤賞 | 100円 |
公立高校合格報奨金 | 1000円 |
皆勤賞は、高2男子が中学生のとき、若干成績が伸び悩んでこのシステムの弊害の危機に直面したときに導入しました。成績表を眺めていて、何か小遣いアップのネタはないか考えていたところ、ちょうど欠席ゼロだったのを見つけました。いつも何日か休んでいたのですが、めずらしくゼロだったこともあって、そこを評価してあげることにしたわけです。
公立高校合格報奨金は、私立に行かれると大変なので、子どもたちに公立高校に進学するインセンティブを与えました。私立に行くのと比べると、毎月1000円違ってくるので大きいです。小遣い出すのも大変ですが、私立高校に進学したときの学費を考えれば安いものです。
あと、年2回の賞与も出してます。夏季は7月、冬季は1月に支給します。いずれも小遣いとは別で、それぞれ2.2か月分支給としています。これ、ルール決めたときのおとうさんのボーナス水準と同じ支給率なんです。ちなみに、7月は夏休み向けの臨時収入、1月はお年玉という位置づけです。
確かスタートは3人とも100円からだったと思いますが、高2男子と中3女子の中学時代の成績を比べると、だいぶ評定平均が違うので、それに伴って小遣いの金額もだいぶ違ってきています。それでも文句言わずに頑張っていて、小遣いアップを喜んでいたりします。勉強頑張るモチベーションにはなっていないかもしれませんが、これはこれでうまくいっているように見えています。
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