データ通信量の管理方法

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先月、わが家の高2男子が修学旅行に行きました。最近の高校生ですので当たり前ですが、スマホ持参なわけです。9月に買ってあげたiPhone 8 Plusを持って、上機嫌で楽しんできたようです。ただ、あまりに楽しみすぎてパケットも使い過ぎてしまったようです。

わが家のケータイのキャリアは、すべてドコモです。家族全員分が同じシェアパックに所属していてシェアパック5を契約しています。これと、子どもたち3人分のU25応援割のボーナスパケットで、合計8GBをシェアしています。

iPhone×5台+iPadを利用しているので、もっと潤沢なプランで契約してもよいのですが、元来ケチなのと、子どもたちにはパケ代ケチることで設定をこまめに見直すとかムダな利用方法を改めるとかの意識を植え付けたいと考えているので、ギリギリの契約をしているわけです。

で、毎月というわけでもないのですが、たいてい月末になると制限オーバーして通信速度低下の処分を喰らいます。そのときに、データ通信量を最も使い込んでいるのが高2男子なんです。しかも、先月においては激しく使い込んでいるので、修学旅行から帰ってきた中旬の時点で4GB以上も1人で使い込んでいて、早々に上限に達してしまいました。

これまでは、末日かその前日くらいにしか上限に達しなかったので、自分が必要なら追加料金払って通常速度に戻していました。しかし、今回はちょっとうまく指導しないといけないと思い、いろいろとやり方を考えました。

以前から考えていたやり方は、上限に到達したときに一番使い込んでいる者が追加の料金を払うというものでした。ただ、このやり方だと、月が改まるまで少し我慢すればよいので「必要ない」と言われ続けてきました。使い過ぎ→我慢するという構図なので、まったく問題ないのです。

一見するとこれでよいようにも思えますが、ほかの家族が大して使ってもいないのに速度低下の迷惑を被ってしまいます。これでは不公平です。ここで、特定の回線だけ速度を制限させ、それ以外は速度制限の呪縛から解放させるようなことはできないか、といった要望が出てくるわけです。

きっと、世の中の多くの方も同様の悩み→要望を抱えていると思います。なぜなら、今年の9月から回線ごとに上限設定するデータ量上限設定オプションが登場していたからです。これこそ望んでいたものだったわけですね。

というわけで、さっそくこのオプションを契約しました。利用料は無料です。とりあえず高2男子だけ上限を3GBに設定しました。高2男子の回線が3GBを超過した場合、高2男子の回線だけが速度制限を喰らいます。それとは別に、シェアパック全体で8GBを超過した場合は家族全員が速度制限を喰らいます。

シェアパック全体の速度回復は、これまでと同様追加課金すればOKです。このとき、高2男子の回線がすでに3GBを超過していた場合は、高2男子の回線は速度回復しません。高2男子の回線も速度回復させたい場合は、個別設定した3GBの上限を一時的に(例えば4GBとかに)引き上げる必要があるようです。

細かい要望も満たせるなかなか優れたオプションですが、無料で利用できるのがうれしいですね。しっかり活用して、子どもたちにもケチケチ魂を植え付けたいと思います。