取っ手の取れるT-falがいい

最近、おとうさんメシの更新サボってますが、ごはん作りはときどきやってます。そんなごはん作りを支えるのが、取っ手の取れるT-falです。おとうさんメシを始めるだいぶ前から、わが家では愛用してます。

取っ手が取れると何がうれしいの?

やはり、一番のメリットは収納性ですね。取っ手が付いていると、取っ手の部分だけでもムダなスペースを必要としますし、鍋やフライパンを重ねても、それはそれでムダに積み上がってしまいます。

これが、取っ手が取れるだけで、美しく解決します。収納スペースが潤沢なら気にする必要ありませんが、なかなかそういうわけにいかないのが実情だと思います。なので、取っ手が取れるに越したことはありません。

IMG_0700.JPGでも、使っていて便利だなぁと思う点は、これだけではありません。

調理するときも省スペース

わが家では、ガラストップのIHコンロを利用しています。ガラストップのコンロは、お手入れのしやすさが大きなウリですが、取っ手が取れる鍋やフライパンと組み合わせると、さらに威力を発揮します。

例えば、炒めものとかを調理して、別のものを調理したあとに、温め直して食卓に出すような場合です。いったん調理した炒めものを、スッと横へスライドして退避させ、取っ手を外して別のものを調理する鍋やフライパンに付け替えます。炒めもののフライパンには取っ手がありませんので、退避させても邪魔にならないんですね。こうやって、コンロの上のスペースを有効活用できるというわけです。

そのまま食卓に出してもスマート

鍋やフライパンをそのまま食卓に出すのは、やはりスマートではありません。でも、皿に盛ると、見た目が崩れてしまうような料理もありますよね。こういった場合は、逆に鍋やフライパンのまま食卓に出すほうがスマートです。ここで威力を発揮するのが、取っ手が取れる鍋やフライパンです。

大好きでよく作る豚バラと野菜の蒸しものなんかも、見た目が崩れるだけでなく、冷めてしまうので、できればそのまま食卓に出したいです。本来は、せいろとかを利用するんでしょうが、そんな高級なものはわが家にありませんので、フライパン&蒸し器で作るわけですが、取っ手が取れるだけで、だいぶ見た目がスマートになります。

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洗うときも邪魔にならない

作ったあと、食べたあとにすぐ洗いものを済ませればいいんですが、ついつい先送りしてしまいます。そんなとき、鍋やフライパンの大物がシンクに鎮座していると、邪魔で仕方ありません。何が邪魔かって、取っ手なんですよね。収納性の高さと同じ話ではありますが、シンクの中でも省スペースなんです。

もちろん、洗うときも取っ手を外した状態で洗えるので、鍋やフライパンも、大きな皿と同じように回しながら洗うことができます。これ、取っ手がついた状態で同じことをやろうとすると、水道の蛇口とかに取っ手がガンガンぶつかってしまいますよね。

取っ手が取れるといいことばかり?

取っ手が取れることでいい面もありますが、悪い面ももちろんあります。

鍋やフライパンの縁に取っ手を取り付けるので、どうしても油はねなどの汚れがつきやすいです。ただ、その汚れた取っ手は当然取り外すことができますので、むしろ、より衛生的に洗うことが可能です。食洗機で洗うこともできますので。

また、取っ手を取り付けた状態だと、汎用的なフタが使いにくいです。もちろん、専用のフタなら問題ありません。取り付けた取っ手に合わせた切り欠きがありますので、ぴったりフタができます。炒めものとかだと難しいですが、取っ手を外したまま調理もできますので、そういう場合なら汎用的なフタでも問題ありません。

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あと、取っ手の取れるタイプの宿命だと思いますが、取っ手の耐久性です。いままで脱落したことは一切ありませんが、強度が低下しているのか、重い状態で持ち上げると傾くようになってくることがあります。取っ手は消耗品と考えたほうがよいかもしれません。

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やっぱりT-fal?

取っ手の取れるタイプは、各社いろいろ出ているようです。T-fal以外の使い勝手については、使ったことがないので、よくわからないというのが正直なところです。なぜT-falかと言われれば、ブランド性が理由になりますね。

温度の見える「お知らせマーク」なるものがウリの一つとなってますが、わが家はIHコンロの機能で余熱を作れますので、一度も気にしたことがありません。なので、これが使える機能なのかどうか定かではありません。

デザインもいいですし、耐久性も高いとは思っていますが、T-falも神様ではありませんので、使い込むにしたがってコーティングがはがれていきます。最も使い込んでいるフライパンは、前述の「お知らせマーク」がすっかり消えてなくなりました。当初に比べてコゲ付きやすくなりましたが、まぁなんとか使っています。

集める楽しさもあります

セット販売のバリエーションが豊富で、初めて手にする人は入りやすいと思います。その反面、単品販売のバリエーションが薄いような気がします。セット販売でしか手に入らないようなものもあって、なかなか難しかったりします。最初はドカンとセット買いしますが、好みのものを買い足したり、買い直したりするのも楽しみです。

特に、取っ手の取れるシリーズは、そのまま食卓に出すこともできますし、カラバリも豊富です。さらに、収納性も高いので、いくつも持ちたくなる要素が整っていますよね。余計に買い足しモチベーションが高まります。なので、この辺がもう少し改善するとうれしいですね。

また、取っ手の取れるシリーズ向けというわけではありませんが、樹脂製のキッチンツールや蒸し器もT-fal製を買いました。こういうのも、必要に応じて揃えていくのが楽しいですよね。

こういった楽しさに、調理するときの取り回しのよさ、手入れのしやすさ、収納しやすさが加わって、料理することが楽しく感じられます。こういったところが、おとうさんメシが長続きしている要因かもしれません。道具を見直すと、モチベーションがアップするかもしれませんよ。