南部鉄器の揚げもの鍋で仕上がりグレードアップ

揚げものが大好きで、自分で料理をするときは、好んで作ります。子どもたちもよろこんでくれるので、作りがいもあります。揚げものは、とにかく油の温度を一定にして揚げるのが一番とのことなので、ずっと以前から揚げもの鍋にこだわってみたいと考えてました。

こだわるなら南部鉄器

鍋にもいろいろありますが、油の温度を一定に保つなら、厚みのある鉄鍋でしょう。素材にこだわるなら、やはり南部鉄器です。Amazonの中からではありますが、いい感じの揚げもの専用鍋を選びました。

モノはよさそうでしたが、わが家のコンロはIHなので、こういう鍋が問題なく使えるかどうかはちょっと不安でした。しかも、鍋が変わると、コンロの「揚げ物モード」が使えなくなる恐れもあります。温度加減は目で見てもよくわからないので、あわせて温度計も調達してみました。

「揚げ物モード」には頼らず、自分で温度管理できるようにしようという試みです。

さっそく使ってみた!

きょうは、とんかつを揚げてみました。作り方はいつもと同じで、特段こだわったりしたところはなかったのですが、やっぱりなんかサクサク感がアップしてる感じで、家族にも好評でした。

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実は、温度計はきのう届いていたので、使うのはきょうで2度目。きのうは古い鍋で使ったのですが、「揚げ物モード」で温度管理していたものの、油の温度は160℃〜210℃くらいを行ったり来たり。一方、きょう南部鉄器の鍋で使ったときは、180℃前後で安定してました。手動で温度管理していたのですが、油の温度変化がほとんどなくて、火加減を変えたのは、ほんの2〜3回でした。

実際に温度計の変化を見ても、油の温度の安定感は段違いなんですね。鍋の違いでこれほど違うのかと思ったくらいです。これが揚げものの仕上がりに大きな影響を与えているんでしょう。

素材が鉄なので、洗ったあとは水気を飛ばしたりしないといけませんが、油分がしっかり浸透しているので、保管するのに油を塗っておく必要はなさそうです。長く使い込んで、たくさんおいしい揚げものを揚げたいですね。