FMトランスミッター買い換えた

クルマの中で音楽を聴きます。iPhoneApple Watchの音楽を聴きますが、最近はApple Watchをよく使います。ただ、クルマが古いので、これらの音楽プレーヤーを使うにはFMトランスミッターを使う必要があります。

純正カーオーディオを使っているので、外部入力端子などありません。あったとしても、ケーブルでつなぐのはスマートじゃありませんし、そもそもApple Watchの音楽を鳴らすにはケーブルなんて使えません。そこで必要になるのがBluetooth対応のFMトランスミッターです。

どういうことかというと、再生するデバイスから音楽をBluetoothで無線送信して、Bluetooth対応のFMトランスミッターで音楽を受信し、FMに変換して送信します。そうするとカーラジオで音楽を受信できるようになるわけです。

今まで使っていたJ-ForceJF-BTFM2もこの仕組みのものでした。さらに、おまけの機能として、充電用のUSB端子がついていたりします。で、今回なぜ買い換えたかというと、このおまけ機能の充電用USB端子に問題が生じたからなんです。

問題発生と言っても、壊れたわけではありません。ただ、iPhone 8/iPhone 8 Plus/iPhone Xの充電ができないんです。家族全員がこれらのいずれかしか持っていないので、これらが充電できないのは困ります。なので、買い換えることにしたわけです。

新しく買ったのは、オウルテックOWL-BTFMU331です。きょう体がしっかりしていて、高性能の期待を持たせてくれます。

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J-ForceJF-BTFM2オウルテックOWL-BTFMU331との主な機能の比較は以下の表のとおりです。

メーカー J-Force オウルテック
型番 JF-BTFM2 OWL-BTFMU331
FM送信周波数 87.9/88.1/88.3/88.5/88.7/88.9MHz 76.0〜95.0MHz(0.1MHz間隔で指定可能)
USBポート 充電用1ポート(5V/1A) 充電用2ポート(5V/合計2.4A)
充電/データ入力1ポート(5V/0.5A)
同時接続機器数 5 1

音質はどうか

J-ForceJF-BTFM2は、仕組み的には申し分なかったのですが、音が頻繁に途切れることが多くなるときがあったりするなど、音質的には満足できるものではありませんでした。実は、この音質面でオウルテックOWL-BTFMU331に買い換えようと計画していたので、音質に関しても重要なチェックポイントです。

オウルテックOWL-BTFMU331は、まだそれほど使い込んではいないのですが、音質は申し分ないです。FMラジオ品質まで十分引き出せていると思いますし、今のところ音が途切れる場面には遭遇していません。

肝心の充電機能はどうか

充電スペックだけで見ると、1ポート1Aだったのが2ポート合計2.4Aにグレードアップするような形となっています。実際、新しいiPhoneの充電は問題ありませんでした。iPhone 8とiPhone Xについてはそれぞれ充電できましたし、2台同時に充電することもできました。

残念なところ

一点だけJ-ForceJF-BTFM2よりも劣っているところがあります。同時接続機器数です。残念ながら、オウルテックOWL-BTFMU331では1台しか登録することができません。これは、例えばApple Watchを接続機器として登録すると、iPhoneを接続するときには必ずペアリングが必要となり、同時にすでに登録済のApple Watchの登録が解除されるということです。次にApple Watchを使用する際は、改めてペアリングするところからやり直さなければなりません。

同時接続機器数が複数であれば、その台数以内であれば一度ペアリングしてしまえば基本的にすぐ使うことができますので、複数の音楽プレーヤーを切り替えて使用することが容易にできます。ここだけは少々残念なところであり、今後の改良で改善されるとうれしいですね。

まとめ

同時接続機器数が1台ではありますが、音質のよさと充電用USBポートが2つあるところが大きなアドバンテージであるオウルテックOWL-BTFMU331は、現時点でかなりオススメのFMトランスミッターであると言えます。