予約開始日の10月27日16:38に予約したシルバー256GBのiPhone Xですが、発売開始から12日目の本日、ドコモオンラインショップから届き、ようやく手にすることができました。どれくらいの供給量に対して、どれくらいの需要なのかはわかりませんが、相当な人気商品であることは確かです。
商品入荷メールが届いたのは11月9日16:46でした。仕事中でしたが、Apple Watchにメール受信の通知があり、仕事を放り出して慌てて購入手続きを行い、16:58に手続きが完了しました。でも、この時点で最短の受け取りが14日だったので、相当な数のオーダーを抱えていたようです。
SIMをiPhone 6sから取り出して、届いたiPhone Xにセットします。そして起動。この時点で、見慣れない画面に違和感を覚えました。
まず、画面の形状です。これまで見慣れていた長方形の画面ではなく、可能な限りの領域に映し出されている感じが気持ち悪いです。でも、そのうち見慣れてしまうんでしょう。それと、これは画質のよさなんだと思いますが、紙を見ているような感じなんです。もしかすると画面形状も関係あるのかもしれませんが、iPhone Xの表面に紙が貼り付けられていて、その紙を見ている感じです。
レビュー記事で、実機を撮影した写真を何度か見かけて気になっていたのですが、画面に表示されている映像がくっきり見え過ぎているんです。これがおそらく、紙を見ている感じなのかなと思うのですが、OLEDの画質の高さから来るものなんでしょうか。言葉でうまく説明できないのですが、これまでのiPhoneとはまったく別物です。
移行は超簡単
いつも乗り換えのときはiTunesでフルバックアップ取って書き戻す方法を取っていたのですが、今回はiPhone Xに促されるまま、移行してみました。近くにあるiPhoneを見つけて、そこから移行するか聞いてきますので、その通りに進めます。すると、iPhone Xの画面にリンク用の映像が表示されますので、これをiPhone 6sで読み取ります。このとき、勝手にiPhone 6sが映像を読み取るモードになってカメラが起動しますので、単にかざすだけです。
リンクが完了すると、iPhone XがiCloud上のバックアップから復元するか聞いてきます。iCloud上のバックアップが少し古かったので、バックアップを最新化してから復元しました。iPhone Xから指示すると、iPhone 6sが勝手にiCloud上にバックアップし始めました。
バックアップが終わると、勝手にiPhone Xの復元が始まります。このあとはしばらく放置していたのですが、あとで確認したら、ほぼ完璧に復元されてました。機種変更の仕組みが用意されているゲームアプリも含めて、これだけで復元完了です。手間がかかったのは、LINEの移行とドコモのプロファイルとMacから同期している音楽とか写真の転送だけでした。
少し使ってみた
iPhone 6sと比べると筐体が少し大きいのですが、手に持った感じはそれほど気になりません。ただ、厚さに関してはちょっとだけ気になりました。操作感は、まだ慣れないので戸惑うときもありますが、早いうちに慣れてしまうような気がします。
まだiPhone Xの画面に対応しているアプリが少ないのが現状ですが、対応していないアプリだと上下が黒い帯になってしまうので、パッと見だと古いiPhoneを使っているような感覚です。ただ、そこはそれほど気にならないのですが、画面表示をiPhone X用に変換しているようで、未対応アプリだと画質が悪いんです。ここはものすごく気になるので、どんどん対応していってもらえるとうれしいですね。
Face IDはすばらしい
登録するときにはメガネをせず、最初に認証するときにメガネをかけたのですが、まったく問題ありませんでした。というか、そんな当たり前のことではなく、とにかく「すばらしい」の一言です。
まだ、iPhone Xを手に取って使い始めるまでのフローが慣れていないのでもたついてしまうのですが、これは、Face IDはもちろんiPhone X側の問題ではありません。Face IDとして見てみると、きちんとiPhone Xに正対すれば、すぐに認証が完了して鍵のアイコンがロックから解除の状態になり、ロックが解除されたことがわかります。
また、各種設定とかで認証が必要なときに、Touch IDだと「認証するから指置いて」みたいな指示が出て指を置くというアクションが必要ですが、Face IDの場合は必要な場面で勝手に動作して勝手に認証が完了するんです。「勝手に」とは言っても、動作していることはiPhone Xが教えてくれるので安心です。
もっと使い込もう
そんなわけで、待望のiPhone Xを使い始めました。同じiOS 11でも従来機種と操作方法がだいぶ変わるので、慣れが必要なのは確かですが、変更された手順が面倒になったということはほとんどありませんので、どんどん使い込んでいきたいですね。
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