わが家のサンタさん

本日はクリスマスイブでございます。世の中のおとうさんがサンタクロースになる日です。クリスマスイブの夜に、寝ているわが子の枕元ににクリスマスプレゼントをそっと置いてあげた経験は、誰にでもあるのではないかと思います。

ただ、子どもが大きくなると、いつの間にかそんな凝ったことをやらなくなるのではないでしょうか。理由としては

  • サンタさんの正体がバレてしまった
  • 子どもが欲しがってるものをプレゼントしたい
  • わざわざイブの夜中に仕込むのが面倒

といったあたりでしょうか。

サンタさんの正体

わが子には夢を持たせてあげたいと願うのは、世のおとうさんに共通していると思いますが、いくら子どもでも、大きくなるにつれて夢と現実の違いがわかるようになってきます。特に、見ず知らずのお年寄りがおもちゃをプレゼントしてくれるなんてありえませんし、トナカイが引くソリが空を飛ぶこともありえませんし、そもそも家に煙突があったとしても住居不法侵入とかありえません。

サンタさんが架空の設定であることなんて、親からカミングアウトされなくても自然と理解が及んでしまうので、それに逆らってもしかたありません。でも、子どもにとってみれば、サンタさんの正体がおとうさんかどうかは重要ではなくて、クリスマスプレゼントをGETできるということが重要なんです。

なので、わが家ではサンタさんはおとうさんであるということについて語られることがありません。まぁ、過去におとうさんがサンタさんなんでしょ?と聞かれたことは何度もありますが、しらばっくれているうちに聞かれなくなりました。どう考えてもサンタさんはおとうさんであるという事実に疑いを持たなくなれば、わざわざ聞いてくることもなくなります。また、兄弟間でそういうノウハウは共有されるようで、下の子ほど聞かれる頻度が減りました。

欲しがってるものをプレゼントしたい

いくら子どもでも、大きくなると欲しいものが具体化してきます。そうなると、それを買ってあげたくなるのが親心というものです。とはいうものの、プレゼントとはあげる側が主体的に選ぶものであるとも考えていますので、わが家では年に2回、何の理由もなくプレゼントをGETできる機会を設けることにしました。

  • 誕生日は基本的に欲しいものを買ってあげる
  • クリスマスは希望は聞くけど決定権はおとうさん

子どもたちから見ると、クリスマスプレゼントは希望は出せるけど何がもらえるかはお楽しみという形です。でも、おとうさんはサンタさんではないという設定なので、毎年希望の品をおとうさんがヒアリングするのも変な話です。実は、わが家では自然発生的な流れだったのですが、希望する品を紙に書いて冷蔵庫に貼っておくという要求伺い方法が行われるようになりました。

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やはり、子どもたちも希望の品をGETしたいので、毎年いろいろな手を使って要求伺いを出してきます。

夜中の仕込みは自分のため

子どもたちから見れば、プレゼントをGETできるのであればクリスマスの朝である必要はないのかもしれません。ただ、あした朝起きたらプレゼントもらえると期待したうえでGETできるのが理想だと思いますし、そういう中でGETして喜んでいる姿を見たいのはおとうさん自身です。つまり、自分が喜んでいる子どもの姿を見たいので、仕込みが面倒などと思ってはいけませんし、そんなふうに思うこともまったくありません。

あすの朝、子どもたちのどんなリアクションが見られるのか楽しみです。