Qi対応モバイルバッテリー使ってみた

購入前提で検討していたQi対応モバイルバッテリーですが、実際に購入して1か月ほど使ってみました。それほど使い込んではいないのですが、使用感などレポートしたいと思います。

購入したのはこちらです。

バッテリー容量はどうか

以前から使っていたAnker PowerCore 13000と比べると、容量が13000mAh→10000mAhと減少しているので、少し心配していましたが、それほど容量の小ささは感じていません。13000mAhのときでも十分余裕のある使い方だったのが要因かもしれませんので、パワフルな使い方をすると、少し物足りなさを感じる可能性はあるのではないかなと思います。

充電するときに電源オン

使い勝手に関して言うと、購入前に分かっていなかったことですが、充電する際に電源を入れなければならないです。これ、側面のボタンを押すと電源が入るのですが、この状態にしないと給電しない仕様なんですね。二回押しで電源は切れますが、自動で電源オフになります。置くだけでワイヤレス充電できたり、つなぐだけで充電できると思っていたのが、1アクション必要というところが唯一残念なところです。

IMG_0240.JPG

あと、これに関しての話となりますが、オートパワーオフは便利な反面、不便なこともあります。ワイヤレス充電中に、例えば通知があったりしてiPhoneを手に取り、ちょっと確認して操作するようなことをすると、iPhoneを戻したときにモバイルバッテリーの電源がオフになっているんですね。そのたびに電源オンの1アクションが必要になってしまうので、なかなかもどかしいところです。

ちなみに、この製品の特徴でもあるワイヤレス充電のスピード(5V/1.5A)ですが、正直なところ、体感的な差は感じていません。ただ、比較対象がモバイルバッテリーによるワイヤレス充電でなく、電源につながった5V/1Aのワイヤレス充電器なので、違いを感じにくいのかもしれません。

その他の機能は

それ以外の部分については、非常に満足しています。まず、特筆すべきは軽さです。これ、結構軽いです。基本的に、重量はバッテリー容量に支配されると思うので、あまり期待はしていなかったのですが、Anker PowerCore 13000と比べてとても軽いです。容量小さいので当たり前ですが、その差分を差し引いても軽いと思います。

バッテリー残量もLEDの4段階表示ですし、ワイヤレス充電中であることもLED表示で知ることができます。細かい機能ではありますが、こういった基本機能は重要です。

IMG_3555.JPG

総じて満足です

ワイヤレス充電するのに電源オンが必要な点については残念ですが、安心の容量でワイヤレス充電環境を持ち運べます。持ち運べるということは、何も外出の際に外に持ち出すだけではありません。家の中でもケーブルに縛られないということを意味します。自分の作業環境に合わせて、すぐそばにiPhoneを充電しながら置いておくことができるんですね。これは、Wi-Fiを手に入れてネットワークケーブルから解放されたノートPCに匹敵する便利さだと思います。

IMG_0239.JPG