大みそかは海老の天ぷらに挑戦!

大みそかは、そばを食べながら天ぷらを食べたいなぁと考えていて、何を揚げようか思案していたところ、海老の天ぷら大好き高1女子が「海老の天ぷら食べたい!」と言い出しました。私自身は、海老があまり好きでないので、乗り気ではないものの、「まぁ、やってみるか...」くらいの軽い気持ちでいました。

衣つけて揚げるだけじゃないの?

「やってみようか?」と家族に伝えたところ、カミさんから「まっすぐに揚げるの大変だよ?」と言われ、ちょっと調べてみたところ、やはり海老の下ごしらえをしっかりやらねばならないようです。こうなると、がぜんやる気が出てきて、「ちょっと挑戦してみるか!?」って感じでテンションが上がってきました。

ということで、近所のスーパーで買ってきました。

IMG_1642.JPG解凍モノですが、生食用の海老10本880円(税抜)です。これを天ぷらにするには、当然のことながらほかにも材料費が必要ですが、この価格で10本なら納得です。

まずは下ごしらえ!

初めての挑戦なので、うまくいくかどうかわかりません。とりあえず、いろいろな情報に当たってみましたが、こちらの動画を見ていけそうな気になりました。ピントに難ありですが、「見づらい!」という人はほかの動画を当たってください。

さて、下ごしらえ開始です。まず最初に頭を取ります。引っ張れば簡単に取れます。

IMG_1643.JPG前足が残ってしまったので、これもむしり取ります。

IMG_1644.JPG続いて、身の部分の殻と後ろ足を取ります。後ろ足は、殻と一緒に一気に取れてしまいます。

IMG_1646.JPGいい感じになったので、ここまでの処理を10本全部やってしまいました。

IMG_1647.JPGここまではわかる...問題はここから先!

海老の天ぷらにするために、ここまでやるのは想像してました。当たり前ですね。ここから先が、おいしく、まっすぐ揚げるための秘訣の部分になります。

まずは背わたを取ります。いろいろ方法はあるようですが、上の動画でやっていたように、背わたに沿って包丁を入れて、背わたを取り出しました。キッチンペーパーでこすり出すようにすると、うまく引っかかってスルリと取れました。

それに加えて、後ろ足の部分4箇所にそれぞれ斜めに包丁を入れ、スジを切ります。最後に、指で身を潰すようにスジを切っていきます。あくまで見た感じですが、まっすぐ揚がりそうな感じになってきました。

IMG_1648.JPGこれを10本全部やりました。

IMG_1649.JPG最後に尻尾の処理です。先端を切り落として、内部の水分を包丁でこそぎ出します。

IMG_1650.JPGこれを10本全部やって、下ごしらえ終了です!

IMG_1651.JPGあとは衣をつけて揚げるだけ

衣は、いつものように溶き卵と水と小麦粉で作りました。海老の身の部分にしっかりと衣をつけます。

IMG_1652.JPGそして、180℃の油で揚げます。まっすぐ揚がるかな...?

IMG_1653.JPG海老が浮かんできたら、スプーンで花衣をつけてみました。うまくいくかな...?

IMG_1654.JPGさて、出来上がりは如何に!?

いやぁ、さすがに天ぷらは奥が深いです。衣がぜんぜんおいしそうに揚がりませんでした。(^_^;

IMG_1655.JPGとにかく、見た目が汚いのが反省点なのと、尻尾の直前の部分で曲がってしまいました。おそらく、後ろ足の部分に斜めに包丁を入れるのを、もう1箇所やらなければならなかったのかなと思います。

年越しそばと一緒にいただきました

海老の天ぷらと一緒に、かき揚げも揚げました。そばは乾麺をゆでただけの単純なものですが、がんばって作った海老の天ぷらと一緒にいただきました。

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海老の天ぷら大好き高1女子からは、「また作ってね」という評価をいただけたので、継続してチャレンジしようと思います。海老があまり好きでない私が食べてみても、お惣菜で買ってくるものとは味わいが違っていい感じに思えたので、がんばって腕を磨いていきたいですね。