デジカメ専用機で撮った写真を、ワイヤレスで簡単にスマホへ転送できるWi-FiつきSDカード。これまで、PQI Air Card
PQI Air Card
FlashAirはカメラに挿すだけ
通常のSDカードとして使うだけなら、FlashAirはカメラに挿せば使えます。フォーマットは必要ですが、通常のSDカードを使うのと同じで、何も考えずに撮影するだけでよいです。特に設定などは必要ありません。
撮影した写真は、スマホなどのWi-Fiで接続できる機器からFlashAirに接続して、ダウンロードすることになります。
まずはiPhoneにアプリをインストール
AppStoreからFlashAirのアプリをダウンロードして、インストールします（画像左）。アプリがインストールできたら、起動しましょう。起動したら、説明が表示されますので、左へスワイプしてページを進めます（画像右）。
「スタート」ボタンが表示されたらタップします（画像左）。このとき、カメラにFlashAirをセットし、電源を入れておきましょう。ただ、これだけだと、iPhoneがFlashAirに接続していないので、エラーメッセージが表示されてしまいます（画像右）。
iPhoneをFlashAirに接続しよう
設定を進める前に、iPhoneをFlashAirに接続する必要があります。「設定」アプリを起動して、「Wi-Fi」をタップします。「ネットワークを選択...」の中から、「flashair_」で始まるネットワークを選び、タップします（画像左）。パスワードの入力を求められるので、初期パスワード「12345678」を入力して、「接続」をタップします（画像右）。
FlashAirに接続できました（画像左）。FlashAirのアプリに戻ると、SSIDとパスワードが初期状態なので、変更するよう求められます。必要に応じてSSIDとパスワードを変更し、「設定」をタップします（画像右）。
SSIDとパスワードが変わったので、接続し直します。変更後のネットワークがすぐに見つからなかったので、手動で入力しました。名前とパスワードを入力して、「接続」をタップします（画像左）。SSIDとパスワード変更後のFlashAirに接続できました（画像右）。
操作は直感的に思ったとおりにできる
接続し直して、改めてFlashAirのアプリに戻ると、撮影した写真の一覧が表示されます。ダウンロードする場合は、右上のチェックマークのアイコンをタップします（画像左）。ダウンロードしたい写真をタップして選択し、共有アイコンをタップしてダウンロードします（画像右）。
上記の一覧画面で、特定の写真をタップすると、拡大表示することができます。拡大表示画面にも共有アイコンがあるので、写真の詳細を確認して、その1枚をダウンロードすることもできます。
FlashAir使用上の注意点
FlashAirは、単なるSDカードではなく、Wi-Fi通信機能とファイルサーバー機能を持っているので、それなりに電力を消費します。FlashAirへの電力供給はカメラから行われるため、カメラのバッテリーには注意が必要です。これは、FlashAirに限った話ではなく、Wi-FiつきSDカード全般に言えます。PQI Air Card
バッテリーの消費に気をつけるとともに、写真の転送中にカメラの電源が切れないようにしておく必要もあります。たいていのカメラにはオートパワーオフの機能があるので、これをオフにするか、パワーオフまでの時間を長めに設定しておくのがいいでしょう。
もう1つ、スマホ側の注意点になりますが、スマホがWi-FiでFlashAirに接続してしまうので、その間インターネットから切り離された状態になります。重要なメッセージを逃したりしないようにすることや、写真をダウンロードしたあとは接続先を切り替える必要があります（カメラの電源をオフにすれば自動的にインターネットへの接続は復旧します）。
以上の点に注意すれば、実に快適でスマートな写真転送ができます。
これまで、PQI Air Card
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