やっぱり新型はいい...ようやくiPhoneを新調

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これまで使っていたiPhoneは、発売されてすぐ入手したiPhone X。2017年11月に入手したので、約3年2ヶ月ほど使用していました。このiPhone X、もうバッテリーがだいぶヘタってしまっていて、バッテリーを交換して延命するつもりでいました。ところが、画面のフリック操作をうまく認識できなくなってしまう問題が発生してしまったため、新調することにしたんです。

いろいろ悩んだ結果選んだのはiPhone 12 Pro

iPhone Xの登場以降、高いと言われていたiPhoneの価格はどんどん高くなりました。その一方で、少しスペックを落として価格を抑えた機種もラインナップに加わり、旧モデルとあわせて、iPhone選びはなかなか難しくなっています。予算が潤沢なら悩むことはないのですが、できるだけ安く済ませたいと考える人は多いでしょう。

とはいえ、最新技術にも興味があります。そのあたりの落としどころとして、当初は旧モデルのiPhone 11 Proかなぁと考えていましたが、最終的にはiPhone 12 Proを選びました。もちろん、数々の進化ポイントがあるわけですが、決め手となった理由は次の2点です。

  • 5G
  • MagSafe

キャリアはドコモですが、5Gの対応エリアはまだまだ限定的で、いつになったら恩恵にあずかれるのかわかりません。でも、長く使っているうちに、いずれ利用するチャンスはあるでしょう。そのときにイチ早く触れられることが重要です。MagSafeについては、なんとなく便利さを想像できるものの、やはり使ってみたときの感想を実感したいという思いがあります。いますぐ対応アクセサリーを買うつもりはありませんが、いずれ使ってみたいですね。

実は微妙に違いがあったサイズ感

機能的には、進化とともに性能は向上しています。この点を比較すれば、新型が有利なのは当たり前ですが、大きさや重さなどのサイズに関しては、大きくなったほうが有利とは限りませんし、小さいことが不利ということもありません。そういった部分を中心に、違いを整理してみたいと思います。

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ディスプレイサイズは、変わらず同じかと思っていたのですが、なんと5.8インチ→6.1インチへと拡大しています。外寸も同じかと思っていたので、ちょっと意外でした。カメラ性能が大幅にアップしているのは、あえてここで触れる必要のないところかと思いますが、光学ズームがiPhone 11 Proと比べても2倍→4倍となっているのはうれしいですね。

懸案のバッテリーは、新品になればそれで性能アップを体感できるところですが、ビデオ再生で13時間→17時間へと大幅アップ。iPhone 11 Proからは1時間ダウンとなっています。最大30分間の耐水性能は、水深1メートル→4メートル→6メートルへと進化しています。

外寸は、高さが143.6mm→146.7mm(+3.1mm)、幅が70.9mm→71.5mm(+0.6mm)、厚さが7.7mm→7.4mm(-0.3mm)となっていて、若干薄型化していますが、ひとまわり大きくなっています。これと、外縁の仕上げが丸まっているiPhone Xに対し、iPhone 12 Proでは角が立っている関係で、ディスプレイの表面積が広くなります。これが、ディスイプレイサイズが大きくなっている仕掛けのようですね。

重さは174g→184g(+10g)で、手に持った感じも少し重量感を感じます。大きさは、やはり若干大きくなった印象がありますが、高さと幅が大きくなったということよりも、外縁の仕上げが違う影響が大きいように思います。

iPhone Xの背面は、前面と同様のガラス仕上げです。それに対して、iPhone 12 Proはテクチャードマット仕上げ。適度なザラつきで滑りにくくなっています。外縁の角が立っているのと相まって、iPhoneを落としてしまうことが減りそうですね。

歓迎すべき新鮮味のない操作感

iPhone Xで、すでにiOS14を利用していますし、ボタンの位置などもまったく同じなので、実際にiPhone 12 Proを使ってみても、まったく新鮮味がありません。OSをアップデートしても、iPhoneを買い替えても、この点はいつもガッカリしてしまいます。ただ、これは操作感が変わっていないことの証ですし、新しいOSや機種でもすぐに同じ感覚で使いこなせるiPhoneのいいところです。この新鮮味のない操作感が健在なのは、うれしいですね。

1点だけ、iPhone Xから導入されたFace IDですが、OSのアップデートにより高速化されています。これが、わずかですがレスポンス向上が体感できました。注意していないと見逃してしまうレベルですが、さすが最新機種といったところでしょう。

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大きく進化したカメラなど、まだまだ未知の使用感の部分はたくさんありますが、より快適に使えるiPhoneを手に入れることができました。少しずつ楽しみながら、いままで以上に大切に使っていきたいですね。