車中で利用するiPhoneの充電

2018年になりました。乗ってるクルマは2001年式なので17年目となります。すっかり旧車なのでカーナビが古く、DVDタイプのメーカー純正で、もはや更新版の地図も提供されていません。

そんなにしょっちゅうカーナビを利用するわけでもないので、今さら新しく後付タイプのものを購入する気にもなれません。なので、昨年の春頃からiPhoneのGoogle Mapをカーナビ代わりに使うようになりました。

車中でiPhoneを利用するのに必要なのが車載ホルダーです。エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプやダッシュボード上に固定するタイプが主流ですが、どちらも好みではありません。エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプはエアコンの風を妨げるだけでなく、クルマが古いので吹き出し口のルーバーが破損するリスクも高まります。ダッシュボード上に固定するタイプは両面テープなどで貼り付けるのでスマートじゃありませんし、視界をさえぎるのがどうにも好きになれません。

そこで、いろいろ探してみたところ、おもしろいタイプを見つけたので使っています。SmartTap EasyOneTouch mini(CDスロット型)です。これ、CDスロットに差し込んで固定するタイプなんですね。

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CDなんてもはや使うことがありませんので、これを有効活用できる旧車乗りにはありがたいアフターパーツです。カーナビにもDVDスロットがありますが、こちらの方が上段に位置しているので、DVDスロットにこれを取り付けてiPhoneを固定しています。

iPhoneの背面を押し付けて取り付けると、ボタンが押し込まれてiPhoneの両側の固定具がiPhoneを挟み込んで固定してくれます。実に簡単に取り付け可能ですが、走行中にずり落ちてくることもなく、快適に使うことができます。また、このホルダー自体の堅牢性も高いので、細かい振動で画面が見にくくなるようなこともありません。ただ、スロットと固定する部分が甘いのと、iPhone全体を固定しているわけではないので、操作するときはどうしてもiPhoneが動いてしまいます。この辺は仕方ないレベルかもしれませんが。

で、車中でiPhoneを連続使用すると、充電の必要性が出てきます。クルマから電源は取れますので、必要に応じて充電ケーブルをつないで使っていたのですが、iPhone Xに買い換えてワイヤレス充電ができるようになりました。ここで、車載ホルダーにワイヤレス充電機能があれば、充電ケーブルをつなぐことなく取り付けた瞬間から充電することができます。そもそも取り付ける動作は必要なものなので、充電するために必要なアクションをまったく必要とせず充電できるようになるわけです。

メーカーさんも、当然このスマートさには目を付けていて、Qi対応車載ホルダーなる製品はたくさんリリースされています。ただ、今のところエアコンの吹き出し口に取り付けるタイプやダッシュボード上に固定するタイプしかなくて、イマイチな感じです。また、使っているSmartTap EasyOneTouch mini(CDスロット型)も気に入っているので、これにQi対応ワイヤレス充電器をDIY取り付けしてみることにしました。

ここで必要となるのが、できるだけ薄型で軽量のワイヤレス充電器です。で、探し当てたのはEnergyPadという製品です。厚さ3mmで、重量は30gです。そこそこの値段ではありますが、ここは薄型・軽量に投資する必要がありますので、迷わず選びました。

IMG_0139.JPGそして、このワイヤレス充電器を車載ホルダーに取り付けます。取り付けには3M はがせる両面テープ 強力薄手 12mm×15mを使用しました。はがせるのに強力とは一見矛盾する気がしますが、信頼の3Mを信頼して使ってみました。接着面は小さいのですが、一発でうまく貼り付けることができました。

IMG_0140.JPG電源はFMトランスミッターから取ります。充電するには充電器の中央にiPhoneの背面中央が重なるようにしないといけませんので、取り付け位置の自由度が制限されてしまうのが難点ですが、期待どおりの出来に満足です。

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